目指せ家事ラク!最強の水まわり動線紹介!

間取りについて

どーも!住宅営業マンのmoriです!

最近の九州は、猛暑&急なスコールや雷が凄いですね!

先日、BBQ中のスコールで炭と肉が一瞬で終わっちゃいました。。。

外に洗濯を干すのにも警戒が必要ですね(-_-;)

 

ということで、今回のテーマは

『目指せ家事ラク!最強の水まわり動線!』

です!

 

目指せ!最強の水まわり動線!!

 

水まわり動線を極めれば、家事の時短掃除の手間が減り

日常生活のストレスの軽減に繋がります。

得なことしかないので、ぜひ水まわりマスターを目指しましょう!

 

今までの水まわり動線の常識は?

そもそもの良い水まわり動線ってどんなものなの?

 

水まわり動線が良い=水まわりが集約して使いやすい

といったイメージです!

 

じゃあ、集約させる水まわりって何を想像しますか??

おそらく 『キッチン』↔️『洗面所』↔️『お風呂』

という繋がりを思い浮かべる事が多いかと思います。

 

今までの常識を間取りで表すとどうなる?

 

上の間取りのように『キッチン』↔️『洗面所』↔️『お風呂』

ひとつながりになる事で、キッチンで料理をしながらすぐに洗面所へ行けて

お風呂までも5、6歩の距離だと、たしかに効率的に家事ができるのは間違いないです!

しかし昔と今では生活様式が大きく異なり、水まわりの状況は変化し

使い方のバリエーションはかなり増えました。

 

・昔と現代の生活で変わったこと

そもそも今の生活のなかで、料理と洗濯を同時に行いながら頻繁に行き来することが

どれくらいあるか想像してみてください。

大半の方が、洗濯の始まりと終わりに行くくらいじゃないんでしょうか??

それでは昔と今で何が変わったのかを考えていきましょう!

 

洗濯機の性能

かなり昔の洗濯機って、手動で脱水などをしていました。まあそこまではさかのぼらなくても

電動機が開発されて回転による脱水が一般化された頃ですら、脱水機は洗濯機とは別の装置として分かれていました。

つまり洗濯が終わったら脱水機の方に移して脱水をかけてませんでしたか?そこで1アクション必要だったわけです。

その後、1965年頃に松下電器産業(現・パナソニック)によって全自動洗濯機が開発販売されました。

「洗い」、「すすぎ」、「脱水」を全て1つの槽で行うことができ

スタートボタンを押して約40~60分ほど放置したら洗濯が終わるようになり頻繁に洗濯機へ行く必要性は格段に減りました。

 

洗濯をする時間帯

 

昔と比べると共働きの世帯もかなり増えました。

となると洗濯をする時間は、夫婦が仕事から帰ってきてからで

夜に洗濯物を干すケースも多々あります。

 

洗濯を干す場所

 

ここ十数年で花粉やPM2.5などの大気汚染が当たり前になり、洗濯物を室内に干すご家庭も増えました。

ちなみに私は重度の花粉症なので、我が家に住んで1年以上たちますが

一度も洗濯物を外に干したことがありません(^^;

 

使う家電の数

 

室内干し用のサーキュレーター

部屋干しをすることが増えた影響もあり、サーキュレーターを置くことが多くなりました。

ちなみに我が家はこのアイリスオーヤマのサーキュレーターを2年愛用してます(^^)

 

ガス乾燥機幹大くん

これもオーナー様で採用される数はかなり増えてきました。

我が家も採用したかったのですが、建築地が都市ガスが通ってなく断念しました(^^;

 

洗濯物の始まりから終わりまでに必要な動作

『洗う』→『運ぶ』→『干す』→『運ぶ』→『たたむ』→『しまう』

大きく分けると、この6ステップです。

この動作が効率的に出来るかどうかは、間取りによって結構変わります!

 

『最強の水廻り動線』を間取りで表すとこうなる!

 

  • 洗面所と脱衣室を分けます。
  • 脱衣室に洗濯機を置き、部屋干しが出来るようにします。
  • 出来ればトイレも洗面所の近くに配置します。
  • そしてなんとファミリークロゼットが水まわりの仲間入りを果たし
    脱衣室のそばに配置されました

では、実際の動作を想像してみましょう!

まず洗濯機から洗濯物を取り出し、そのまま脱衣室に干します。
(外干し派なら勝手口から外に干しに行くこともできます)

干していた、もしくは取り込んだ洗濯物を脱衣室で畳みます。

畳んだ衣類を、そのまますぐにクロゼットへしまいます。

終わりです!( ・´ー・`)ドヤッ

 

どうでしょうか?

一連の動作を最短距離で完結することができます(*^_^*)

 

メリット

・洗面所と脱衣室を分けているので、誰かがお風呂に入っていたり
着替えていても気兼ねなく洗面所を利用できます。

・脱衣室に多くの家電を置けるので、頻繁に利用する洗面台周辺はスッキリします。

・朝の身支度の顔を洗ってから着替えるまでの動作を、まとまった空間で済ませられます。
朝は少しでも時間に余裕ができた方が良いですしね^^

・クロゼットが水まわりのそばにあるので、出勤時間が違うご夫婦や親子でも
ご家族が寝室で寝ている中そーっと服を取りに行く必要がないです。
(こんな経験ありませんか?^^;)

・洗面所の側にトイレを配置するとトイレの中に手洗いを作る必要がなくなります。
わずかながらのコストダウンと、掃除をする箇所が減りトイレの中の空間がスッキリします。

 

デメリット

 

当然、2つの図面を比較すると面積は増えているので、広くした分増額しちゃいます!

 

一つ目の間取りは

洗面所(2帖)+浴室(2帖)+トイレ(1帖)=5帖に対して

二つ目の間取りは

脱衣室(2.5帖)+洗面所(1.5帖)+浴室(2帖)+トイレ(1帖)=7帖となり
(ウォークインクロゼットは寝室から位置を移動させたイメージなので、増やしたという考え方はしていません!)

約2帖(1坪)広くなっています。

建物の金額は、床面積に比例して上がるので、住宅会社や使う部材にもよりますが
ざっくりしたイメージで40~60万円くらいは増額するかと思います(^^;

 

・最後に

大前提として、この間取りが全ての方に当てはまるわけではありません!

共働きじゃない世帯もあれば、二世帯・三世帯住宅の方
2階に水廻りやLDKを持ってくる方など要望や条件は様々です。

あくまで伝えたいことは、今までの常識や当たり前として伝わってきた間取りは
実は現代の生活様式からすると当たり前じゃなく
もっと使いやすい間取りがあるかもしれない!という事です(^^)

もちろん、当たり前の間取りが私たちには一番合っていて使いやすい!
ということは全然あり得ます。

大切なのは、自分たちの生活ならどう使っていきそうかを考え

  • 「いつ」
  • 「どのタイミングで」
  • 「誰がするのか」
  • 「どんな物を置くのか」

など事前に具体的な生活をイメージしておくだけで、住んだ後に後悔せずに済みます!

「一般的にはこうです」という説明だけで
当たり前の無難な間取りを当てはめるだけの提案は
誰でも出来ますし、それは思考停止と同じです(^^;

自分たちならどう使っていくかを担当にしっかりと伝えて
使いやすく後悔のない水廻り動線を目指しましょう!

 

 

余談

↑オマケですが、これは我が家の使用中の脱衣室になります^^笑

実は私もマイホームを建てて住んでみてから、水まわり動線について

一つだけ後悔したことがあります。なんとウォークインクロゼットの位置です。。笑

これはまた、別の機会にご紹介します^^!

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