どーも!現役ハウスメーカー営業マンのmoriです^^!
先日、九州で深夜に地震が起きましたね(・・;)
スマホの警報で飛び起きたのですが
そこまで揺れを感じずすぐに寝てしまいました。
翌日ニュースを見たら震度5の地震だったみたいで
ちょっと焦りました(^-^;
こんなとき、地震に強い構造の家を選んで良かったと
心底感じることができました^^
さて今回のテーマは
失敗しない、要望の『まとめ方』と『伝え方』!!
住まいづくりの打合わせの中で必ず
プラン(間取り)の提案を受けるタイミングが来ます。
その前段階で、要望のヒアリングを行います。
今回は
・ヒアリングの際にうまく要望を伝えるコツ
・良い提案をしてもらうためのコツ
を私の独断と偏見でお伝え致します^^!!
そもそも要望とは??
ざっくり言うと、自分たちの理想の家を
ハウスメーカー側に考えてもらうための材料になります。
ただ大半は、その要望を営業担当や設計士に
どう伝えるのが良いのか分からない
もしくはそもそも自分たちの要望が固まっていない
というパターンが多いです。
安心して下さい、それで大丈夫です!笑
今回は要望を整理するために
おさえておくべきポイントを5つ解説していきます^^
優先順位を決める
『絶対にしたい事』
『出来ればしたい事』
をしっかり分けて考えておくことが大事です。
最近はSNSの普及により素敵な物がたくさん目につきます。
吹き抜け、ロフト、和室コーナー、アイランドキッチン、ウォークスルーの玄関収納、、
当たり前ですが一回見てしまえばどれも良く感じます‼笑
私も今でも取り入れたいです(^^;笑
しかし全ての良いとこ取りをするとぐちゃぐちゃになります(^^;
食べ物で言うと、海鮮、中華、和食、麺、白米、全て混ぜるようなものです。
良いものを混ぜ合わせて、より良いものになるとは限りません!
絶対にしたい事
・今のお住まいで不満があり、新居ではそれを解決したい!
・○○が無ければ一軒家を建てる意味がない!
といった事などは、絶対にしたい事だと思います^^
例えば家族が多く、水まわりが混雑しているので
洗面台と脱衣室は分けたい!
アウトドアを愛しているのに今は収納場所が無いので
室内に収納する空間が欲しい!
など、新居での生活で妥協できない・譲れない物
をしっかり決めておくことが大切です^^!
出来ればしたい事
・○○したいけど他に影響するなら無くてもいい
・代替案があればそれでもいい
といった事になります。
例えば、子供が部活をしているので
玄関から直接、脱衣室に行ける動線にしたい!
という要望があったときに、目的は
お子さんを帰宅時どの部屋も通らずに直接水場に行かせたい
ということであれば
必ずしも玄関から直接繋げる方法だけではなく
脱衣室に勝手口をつくれば解決します
玄関と水まわりを繋げることで、間取りに制限が出たり他の要望と両立して叶えるのが難しいケースもあります。
細かく基準を決めすぎない
要望を伝える際に
LDKが○帖、寝室は○帖必要など
各個室の細かい広さや位置関係を指定するのは
あまりオススメしません(^^;
もちろん帖数を伝えることを否定するわけではなく
すでに広さの感覚が掴めていたり
目安として伝える場合は良いと思います!
なんとなくSNSや聞いた話で○帖必要と言ってたから
などであれば、一度しっかり立ち止まって下さい。
形で変わる
これは同じ20帖のLDKです。
間取り①
間取り②
キッチン、ダイニングテーブル、ソファを
同じ20帖の中に置いています。
1枚目は広々と無駄なく取れていますが
2枚目はダイニングテーブルとソファが窮屈です。
空間の形と置く家具によって最適な広さは変わってきます!
ちなみにこれは18帖のLDKですが
ダイニングテーブルとソファが一体のため
問題なく広さが確保できています。
余った2帖を他の空間に充てる事も出来るし
コンパクトになった分をコストダウンにも繋げられます^^
空間のデザインで変わる
ここはかなり重要な部分です。
同じ間取りでも、空間のデザインや見せ方で
広さの感じ方や居心地はかなり変わります!
天井の高さ
二つの写真を見比べて下さい!
全く同じ広さ形のリビングですが
一枚目は天井の高さが約3~3.8mです。
二枚目は天井の高さが約2.4mです。
間取りは変わらなくても
広さの感じ方はかなり変わります。
空間を広く感じたいときは容積は重要です!
高級ホテルのロビーなど圧倒される空間は
ほとんどが高い天井を確保しています。
ザ・ペニンシュラ東京【引用:ザ・ロビー】
もちろんただ高ければ良いという事ではなく
注意点は、デザインを綺麗にまとめる難易度は上がり
コストも上がるケースがあります。
内と外の繋がりを持たせる
「LDKの天井」と「外の軒」や
「室内の壁 」と「外の壁」が繋がっているような
連続性のあるデザインにすることです。
内と外の境界が曖昧になり
空間に繋がりが生まれます^^
事前にイメージを確認
空間の高さや広がり、内と外の繋がり
などは平面図だけだはイメージがわきません。
3Dパースや手書きのイラストなどで
立体的なイメージを必ず確認しておきましょう!
見学会やモデルハウスなど実物を体感すると、なお良いです!
数字に左右されすぎない
帖数などの数字に左右されすぎない事が大切です。
数字は比較する基準にはなりますが
平面的な数字と、空間の感じ方は全く別物です!
本当は要望がしっかり叶っている間取りでも
「〇帖無いからこの間取りはダメ!」という思考にならないように気を付けましょう(^^;
逆に希望の帖数あっても、家具の配置が合わない
有効利用できない空間が入っている
などのケースになってないかも確認しましょう!
土地の探しにも共通する
少し話は逸れますが、数字に左右され過ぎないという考え方は
土地探しにも共通する大切なことです。
60坪くらい欲しい!
と一度基準を設けて土地探しを行い
希望の間取りや駐車場・お庭が取れる土地に出会えても
60坪を切ってると合格ラインに達していない
ような感覚になってしまう事があります。
実際は坪数だけでは無く、形や道路との高低差・方角
希望のエリア内なのかなど、トータルで考える事が大切です!
そもそも60坪が55坪になっても要望が叶う事も有り
広さはあくまで理想の暮らしをするための手段でしかありまあせん。
〇坪の土地を探すという手段自体が
目的にすり替わっていないか
数字にとらわれて本質を見失わないよう気を付けましょう^^!
土地探しについてはまた別の記事をご参考に!
『もし』や『万が一』を考えすぎない
リスクを減らしたり将来の事を考えておくことは大事です!
しかし
もし車いすになったら、、
もし来客が増えたら、、
もし隣に変な人が住んだら、、
もしもっと良い土地がでたら、、
不確定で今解決することが出来ない事
を基準に物事を検討しても
答えは見つかりません。
住まいづくり自体にも言えることで
もし転勤になったら、、
もし仕事をやめたら、、
もし実家があいたら、、
あげだしたらキリがありません( ノД`)
全てのリスクや万が一を残したくないのであれば
極論言うと身軽な賃貸の方が向いています!
不確定な未来に振り回されないようにしましょう^^!
外観の好みは早めに伝える
外観にこだわりがある場合は
早めに伝えておきましょう!
外観デザインを形成するものは「屋根のかけ方」
「建物の凹凸の付け方」「窓の取り方」など
間取りによってかなり左右します!
間取りが固まった後に外観を変える場合
間取りも大きく変える必要がある場合もあります(^^;
好みの写真や画像などを見つけたりして
早い段階で伝えることがオススメです^^!!
まとめ
大切なのはガチガチにルールを固め過ぎない事です^^!
極端な話、要望なんて
「人目を気にせず開放的な暮らしがしたい!!!」
だけなどでも良いんです!笑
必要最低限だけ伝えてもプロはくみ取って提案します^^
提案者を信じて、ある程度任せる力も必要です。
この『施主力』と、担当者の『提案力』
の両方が良い住まいづくりには必要です^^!!
提案がしっくりこない場合は??
基本は1~2回の提案でほぼ要望を満たした間取りが出来て
その後は微修正をしていく流れになります。
3回、4回と提案を受けてもしっくりこない場合は
担当者、もしくはそのメーカーとの相性が良くない
コミュニケーション不足の可能性が高いです(^^;
もちろんその後何度も提案を重ねればいつかは
しっくりくる間取りは出来ると思いますが
住まいづくりは完成まで様々な種類の打ち合わせの連続です。
歯車が合わないキャッチボールはストレスを生みます(^^;
スムーズに好みや要望をキャッチしてもらえない
フィーリングが合わないと感じた場合は
シビアの事を言うと、思い切って
担当者もしくはメーカーを変更する選択の方が
結果的には良い住まいづくりの近道になります^^
自分もそう思われないように
普段から家の話だけではなく、趣味や考えなど
なるべく生活の背景をつかめるような会話を心がけています。
良い住まいづくりのヒントは
意外と雑談やコミュニケーションから生まれます^^
楽しく住まいづくりを進めていき
好きな家より好きな暮らしが叶えられるように
施主力を上げていきましょう^^!!
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