どーも!現役ハウスメーカー営業マンのmoriです^^
寒さが落ち着いてきて、いよいよ花粉シーズンが到来(^^;
小さいころから花粉が効果バツグンの私は例年通り
針治療、漢方、注射の完全防備で、10年に一度とか言われている
今年の花粉をなんとか乗り切ろうと思います。。
打合せ中の鼻水は許してくださいm(_ _)m
それでは、さっそくオーナー様邸の紹介です!笑
今回ご紹介する建物も、やはり人気の根強い1.5F建ての平屋です!
ここ最近担当した建物タイプ、2階建てが続いたのですが
やはりトータルのオーナー様の比率は1.5F建ての平屋が一番多めです!
自宅が住んでいる建物タイプなので、無意識に推しているのかもしれないです^^
外観デザイン
外観デザインは、オーナー様とご一緒に結構こだわった部分です^^
のぺっとせずに凹凸を付けてアクセントを付けたいというご要望から
寄棟屋根とフラットルーフを組み合わせて
自分が建てるならこうするかな~と考えながら試行錯誤していきました^^
屋根は3分の2勾配の屋根なので建物自体の高さが出て
1.5F建てということもあり平屋とは思えない迫力です!
もし外観にこだわりがある場合は早めに伝えておきましょう!
「屋根のかけ方」「建物の凹凸の付け方」「窓の取り方」など
間取りによってかなり左右します!
好みの写真や画像などを見つけたりして
早い段階で伝えることがオススメです!
要望の伝え方は別記事を参考にしてみてください^^
カーポート
カーポートはデザイン性の高い、LIXILさんのSCカーポート
カーポートは外観を崩す要因になりかねないので
『正面から見えにくい位置にする』か、『振り切ってデザイン性の高い物を選ぶ』
が外観デザインを気にする方には個人的にはオススメと思っています!
木目調とブラックが建物の外観と馴染んで良い雰囲気です^^
玄関アプローチまわり
正面に待ち構える大判タイルの門塀から高級感が漂ってきます!
横からよく見ると、門塀の間にアッパーライトが!
照明器具を見せないあたりもオーナー様のこだわりです^^
フラットルーフ部分を横から入ると玄関ドアがあります!
この外部空間は個人的にオススメの空間です^^
正面から建物をみたときに、ドアが見えないことで外観デザインから生活感を隠せます。壁面が増えることでデザインも綺麗にまとまりやすくなります。
屋根が広めにかかり、壁に囲われることで、買い物帰りやお子様を抱っこしていても雨風にさらされるストレスがかなり軽減します。
この二点が特にメリットが大きいので我が家でも採用しています!
敷地に余裕があったり、予算アップが可能であれば
ぜひ採用する事をオススメします^^
宅配ボックスや傘かけ、一時的にベビーカーなど置きっぱなしにしても
全てを包み隠してくれます^^
間取り
室内の案内の前に間取りのご紹介です!
1F
1.5F
3LDK 約32.8坪の1.5階建ての平屋になります。
『蔵収納』 『土間蔵』が約6.5坪ありますが
こちらは延床面積の計算に含まれていないため
建物の実際の生活面積は約39坪ほどになります^^
玄関ホール
靴箱を浮かして下に間接照明を設置するだけで雰囲気が変わります!
(※このとき背面のタイルを張る範囲が間違えており、この後壁一面に貼りなおしています!)
オーナー様お気に入りの『サイ』です!!
このオブジェの魅力について語ってもらい
今では私も愛着がわいているサイです^^笑
土間蔵
右側の扉を開けると『土間蔵』へ繋がります!
この土間蔵収納は使い勝手バツグンです!
お子様の外遊びおもちゃや自転車、キャリーケースやゴルフバック
釣り道具や趣味の道具、タイヤなどの車関係のアイテムなどなど、、
室内には持ち込みづらいけど、外や倉庫には置きたくない物は
どのご家庭にもいくつかあります。
安心してください、全てぶち込むことが出来ます!!
LDK
約3.8mの高天井がドーン!という第一印象です^^笑
しかし高天井にすると空間が間延びした印象を受ける場合もあるので
今回は間接照明造作を設置し、それに合わせて窓サッシや建具との高さのラインを合わせ
掘り込んでカーテンボックスを隠してしまうなど、縁を切って要素を整えたり
メリハリがつくようにしています^^
よりスッキリと開放的に感じます^^
天井の高さについてはSNS上で様々な論争が飛び交っていますが
低いのも高いのもそれぞれメリット・デメリットはあります。
毎日、自宅の高天井を見上げて豊かな気持ちになるしホテルのロビーや披露宴会場などの
天井が広々した空間に入るとテンションが上がる習性があります笑
とにかく天井を高くする事が良い事では無く
天井を上げる、下げる箇所はメリハリをつけて
『なぜそうしたいのか』という目的を見失わないようにしましょう^^
リビングの蔵
テレビの横の扉から蔵へと繋がっています。
お子様が小さいうちはおもちゃ箱兼遊び場になり(我が家がそうなっている)
成長して物が増えた時は本格的な倉庫となります(我が家がその予定)
他にも通信関係の配線ボックスやブレーカー、太陽光発電の分電盤など
見せたくない物も設置することが可能です^^
奥へ進むと、先ほどの玄関からの土間蔵と繋がっています!
1.5階(子供部屋)
先ほどからチラチラ映っている1.5階は、子供部屋2つ分の広さがあり
題名でしっかりネタバレしている通り、扉や建具で一切仕切っていません!
お子様が大きくなって個室として使うのは数年後。
その時のお子様の性格によって個室を必要とするかも分からないし
将来の家族構成がどうなるかも、この空間をどう使うかも確定はしていない、、
ならいっそのこと仕切らずにLDKと繋げてしまおう!
オーナー様の柔軟な考えにより行きついた空間です^^
冷暖房が気になったり、来客時に見せたくない場合のために
ロールスクリーンだけを設置しています!
将来取り外しもしやすく変化させやすい空間です^^
水まわり動線
ホールの途中に洗面化粧台が設置してあります!
トイレ⇔洗面台⇔ファミリークロゼット⇔脱衣室⇔お風呂
の推しの水まわり家事動線になります^^
トイレ
扉を開けると、雰囲気がガラッと変わり素敵な空間です!
トイレはコストを落として良いや!と
優先順位を下げがちですが、トイレの面積は約1~1.5帖ほど。
家全体の面積の1~2%程度なので、考え方次第では
抑えめの費用でお洒落度を上げやすい空間なんです!!
コスパ・費用対効果抜群です!
今回は大きく4つのポイントがあります。
・壁面へエコカラットを設置
・足元の間接照明や天井付け照明などの照明計画
・便器の形状をローシルエットタイプに
・窓の位置と形を整える
最近好きな、色むらが強めのシリーズです^^
これはお施主様がチョイスした
おしゃれ度マックスのバブルシャンデリアです!!
脱衣ランドリー室
脱衣ランドリー室を洗面台と分けて確保しているので
誰かが入浴中でも気兼ねなく洗面台が使えます^^
勝手口を出ると屋根が約1.8mかかった洗濯干しスペースに出られます。
写真を取り忘れたので図面を見て想像して下さい、、^^笑
可動棚を良い感じに使っています!
右奥の白い四角はお施主様手配の配膳カウンターです!
必要な時だけ立ち上げて作業台として活躍できる便利アイテムです^^
キッチンからも脱衣してへ繋がっており
お子様が一人で入浴するとき
料理の準備をしながら見守れるのは便利ですね^^
寝室
ポップインアラジンを壁に投影した
インパクトのある写真です!笑
今はプロジェクター投影用のクロスなどもあります^^
ファミリークロゼット
寝室からもホールからも出入りが出来るウォークスルー型のクロゼット
書斎代わりのワークスペースも一角に設けています^^
『中で洋服を選んでいても、寝室の冷暖房が入ってくる』などのメリットがあります!
私も自宅で採用すれば良かったと思う動線の一つです(^^;笑
まとめ
羨ましいほど広いお庭です^^
今回オーナー様はご提案の時から、自分たちが叶えたい要望をしっかり優先順位付けされていて
予算に応じて削るところはスパッと削減していきました!
住まいづくりにおいて『優先順位付け』とその『目的がブレない事』は非常に大事です。
全て叶えようとすると中々決まらなかったり、一時的な感情で決断してしまい
後悔してしまうことになります(^^;
考えも柔軟なご夫婦で、私の提案も信用してくださっており
お互いに非常に楽しい住まいづくりになりました^^!
余談
今回打合せが進む中で、ある程度仕様・設備決めも一通り決まった段階で
オーナー様が言った何気ない一言の
「仕様設備を色々比較して、結局一周まわって森川さんが最初に設定していた物になっていった!」
と言われて嬉しく感じたのが印象的でした^^
初めの提案の段階でのグレードが低すぎると増額の一方だし
グレードが高すぎると過剰提案になりオーナー様のやりたい事を
無駄に削ってしまう事にもなります(^^;
初めてお会いした時から結構雑談をしていたので
このご夫婦にはこれが合うかな?求めるグレードと予算感はどれくらいかな?
というのをたくさん考える事ができ、好みに合う提案が出来たのだと思います^^
きっとこの記事も見てくださっているかと思うので
懐かしいお話として思い出してくだされば嬉しいです^^
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